著者/山田晶/川添信介
中世哲学講義(第一巻)
本巻では昭和41-44年度までの4年間の講義を収載する。「中世哲学とは何か」の関心に基づきキリスト教と哲学の関係についてパウロとヨハネを中心に考察する。またグノーシス思想の意味について、ギリシア哲学や神秘思想、ユダヤ教やパウロなどとの関係を通して詳細に分析する。後半ではヘーゲルの歴史観を吟味しつつ中世哲学自体の存在を問うとともに、古代哲学と中世哲学との連続と断絶、近世哲学やフマニスムスと中世哲学との関わり、さらにイスラムやユダヤ教との関連、そして神話と啓示の歴史性に関する中世哲学の意義について考える。近世哲学にはない、中世哲のもつ豊かな地平が示される。
出版社:知泉書館
発売日:2021年07月07日頃
価格:4400円
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