著者/大槻 閑人/子鹿 ゆずる

アンメット -ある脳外科医の日記ー(11)

No Man's Land(ノー マンズ ランド):無人地帯。
それは、医学的に人がメスを入れてはならない領域ーー。

日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。

新たに綾野を迎えた丘陵セントラル病院。記憶障害のミヤビは、綾野の妻となった麻衣の口から、国際学会で三瓶と出会っていた過去を知らされる。キャリアを捨ててまで自分を救おうとしていた三瓶。その思いに背中を押される形で、ミヤビは
関東医大の大迫に記憶障害にまつわるカルテの開示を要求する。

そして明かされる、三瓶と大迫の道を分けた因縁ーー。

「片頭痛」「脳動静脈奇形」「髄腔内投与」「No Man's Land」のエピソードを収録。

出版社:講談社

発売日:2023年05月23日

価格:759円

商品ページ

類似する本一覧

著者/大槻 閑人/子鹿 ゆずる

アンメット -ある脳外科医の日記ー(13)


発売日:2023年11月22日

著者/浅山 わかび

ラストカルテ -法獣医学者 当麻健匠の記憶ー(7)


発売日:2023年12月18日